戻ってきた日常

60代おひとりさま、つれづれなるままに


頑張った選手たちにはほんとに申し訳ないが、オリンピック、高校野球、パラリンピックと続いたスポーツイベントが終わって、ほっとしている。


私自身興味がないから、個人の問題と言えばそれまで。
テレビはもっていないが、ラジオがイレギュラーな番組編成で、好きなNHKジャーナルなどのニュース番組、FMのクラシック番組が削られた。
新聞もスポーツ面ばかり。文化欄や生活情報が少なかった。


しかし、いら立ちの原因は、それではない!


オリパラで感動、感動と騒いでいる裏で、自宅療養中に亡くなる人のこともひっそりと報道され、胸が痛む。


国民の多くが反対したにもかかわらず、緊急事態宣言下でオリパラを強行した政府に、怒りが湧く( `ー´)ノ


都知事や菅首相は、オリンピックのテレビ観戦で人流が減ったと言うが、そんなことはない。
この40数日、博多駅周辺の人出はすごかった。
飲食店は堂々と酒類を提供し、常連さんが集まってオリンピック観戦をしたと公言してはばからない店主もいる。
国境を越えられるなら、県境を越えてもいいでしょうとばかり、大きなキャリーバッグを持った人たちが行きかう。
九州各地に観光客が散らばり、ほとんどの県に蔓延防止法が出された。


以前、買った本、読了。
私のふるさと別府。
大分県に蔓延防止法は出なかったが、医療体制が整っていると言って知事さんが踏ん張ったからだ。
感染者はかなり増えた。
別府の「地獄めぐり」の客が、コロナ前の5割ほどに回復したというニュースを聞いて心配していたが、やはり杞憂ではなかった。



さて、愚痴はこれくらいにして、今日も大学図書館に行ってきた。

『平安京の仰天逸話(エピソード)』の著者は、説話集の研究者だ。
説話集やそれに準ずるものから、いわゆる「三面記事」を集めて、一般向きにまとめたもののようだ。下ネタ、位の高い人の失敗談・・・気楽に読める。


『手紙のなかの日本人』。今年亡くなった半藤一利さんの著書。
私が苦手な戦国武将や幕末の志士たちの手紙が収められていて、勉強になりそうだ。


カズオ・イシグロの『日の名残り』。
翻訳物はあまり読まないが、ノーベル賞作家のくらいは、と思って。
以前、中国のノーベル賞作家、莫言さんの『赤い高粱』を留学生に勧められて読み始めたが、挫折した。
ところで、ノーベル賞受賞者がどの国の人か、国籍でなく出生地で決めるということを、イシグロ氏の受賞のとき初めて知った。二重国籍だったり、受賞後変わったりする可能性があるからだろうか。イシグロ氏は当然「日本」だから、村上春樹氏の受賞はますます遠のいたかもしれない。
そして、物理学賞を受賞した南部陽一郎さんに冠せられた「アメリカ国籍の日本人」という奇妙な表現も、あながち間違いではなかったのだとも思った。


さて、先日、預金の件で銀行に行き、キャンペーン中とかで素敵なプレゼントをもらった。
パスタとソースのセット。
パスタは500g。ソースは3袋あったが、シーフードをその日のお昼に食べてしまった。


今日は、お弁当持参で大学に行ったので、朝・昼がご飯だった。
夜は、簡単にパスタ。
どっちにしようかな?


ナスとひき肉で。

うん、おいしい(^^)


後期の授業も、どうやらリモートになりそうだ。
大学で、職域接種をやったはずなんだけどな!


菅さん、総裁選に出ずコロナ対策に専念するなら、ほんとに真剣に取り組んでください!
私たちの多くは、十分自粛生活してますから!