60代おひとりさま、つれづれなるままに

角度が違えば


昨日未明、ラジオを入れると、地震のニュースが流れていた。
「東京で停電している」と聞こえたので、息子たちは大丈夫かなと思いつつ、眠ってしまった。コロナ禍の中、被災した東北地方の人には頑張ってほしい。


うちの前の公園のハクモクレンのつぼみ。
ちょうど1年前、同じマンションの親しい女性が「銀色に光って綺麗よ」と教えてくれた。
(うまく撮れていないが)近くに寄るとイルミネーションのようにも見える。



あの頃、私は週数回、近くの小学校で放課後児童クラブ(学童保育)の支援員のアルバイトをしていた。
大学は1月で試験の採点まで済んでしまい、長い休みに入っていた。
コロナは広がりつつあったが、一斉休校も始まっておらず、まだ危機感がなかったと思う。


午後1時半から7時までの勤務。
職員室に明かりが灯る校舎を出て、自転車で5,6分の道を我が家へ。
私が帰ってくる方向からみると、

ハクモクレンは夜の中に沈み込んでいる。
知人は反対方向から帰ってくるので、闇に光るつぼみに気付いたのだ。


こんなことって、いっぱいあるのだろうな。
見る角度によって、まるで違って見える。
ものに限らず、社会現象も人間関係も、切り口を変えれば異なる様相が浮かびあがってくることがある。


昨年来、リモートj授業で大変な1年だったけど、老眼が確実に進んだけれど、そして今、PowerPointのスライド作りに苦心しているけれど・・・無駄な時間じゃない、パソコンの技術は進歩したんだから。
1年経った。


春は近い。