深夜のジャンクフード、そして逃げたい仕事

ああ、やりたくない、うまくいかない！
ここ数日苦しんで、夜もよく眠れず、昨日というか今日に日付が変わるころ、近くのコンビニに買いに行った。

こんなもの夜中に食べて飲んでいいわけないんだけど！

来年度はすべて対面授業になるという。
だが、私が担当しているような大人数のクラスも可能かどうか、不透明だ。

そして授業形態に関わらず、第1回目の授業は録画した動画を配信しなければいけないとか。
パワーポイントを使い音声も入れて・・・ああ、わからない。
マニュアルは公開されているけれど、パワポもろくに使えない私には大きな負担だ。
やりたくなーい！

本来なら、新しい研究テーマを考えたり、違う分野の本を読んだり、楽しいはずの春休み。
時給制なので無給ではあるけど、季節も良くほんとにのんびり好きなことができる時期なのに、録画のことが頭を占めて寛げない。

ゴロゴロしながら、図書館で借りた気楽な本を読んだ。　　　　
　　　　　

なんか、題からして私にぴったりだな(^^)

大塚ひかりさんの古典エッセイは面白い。
『本当はひどかった昔の日本』や『本当はエロかった昔の日本』など、手際よく嫌味なくまとめている。

私も、高校の検定教科書には絶対出てこないようなことを専門としているので、共感できる。
昔の親が子どもを大事にしたなんか大嘘、子殺しなんか平気で行われてる。
男性に顔を見せない平安代のお姫様なんてほんの一握り、庶民の女性はたくましく生きている。

授業だからあくまでアカデミックに、結婚制度の違いなども説明しながら、学生に高校までと一味違った古典の面白さを伝えたいと思っている。

山口恵以子さんは「食堂のおばちゃん」シリーズをいくつか読んだが、これはミステリー仕立て。疲れた頭に心地よい。

パワポに関しては、近居の娘を拝み倒して明日教えてもらうことになった。
昨年以来、リモート授業についてずいぶん煩わせたのでうんざりしているようだが。

今夜はぐっすり眠りたい！