60代おひとりさま、つれづれなるままに

パソコン購入と検診結果


新しいものを買うのはこんなにウキウキすることだったか。
今のパソコンでは、来年度の仕事がやりにくいとわかって、昨日パソコンを買いに行った。



左側は2年前に買った、企業払い下げの中古パソコン。
メインは別にあって、持ち歩きのため小型のを求めたのだ。
ところが、役目を終えたと思ったのか、メインは中古が来たとたん壊れてしまった。


この1年、進む老眼に悩みつつ、使い勝手の悪さに苛立ちつつ、何とかリモートワークをこなし慣れてきた。これはこれで、いとおしさがあり使い続けるつもりだ。


だが、買ったパソコンを下げて帰ってくるときの高揚感は何だろう!
仕事のためやむを得ずとはいえ、新品を手にするのは単純に嬉しい。
ウィルスバスター込みで15万円の出費は大きいけれど。


そして、昨日届いた先月の検診結果。



乳がんが「要精密検査」だった。
だが、不思議と不安がない。


以前、大腸がんで引っかかったけど、結果、何でもなかった。
今回も大丈夫と高をくくっているのかな?
初期であれば治療すればよくなると軽く見ているのかな?
それらもあるかもしれないけれど、40代に患ったメンタルの病気があまりに辛くて、それ以上のものはないと信じているからだろう。


何度も死にかけ、余生と考えて歩き始めた一人の生活。
予想外に快適で、最近は長生きしたいという欲が出てきているけれど、まあどうなってもいいという気持ちが根底にある。


乳がんかもしれないのに、新しいパソコンに胸を踊らせているのは、矛盾している。
その矛盾に気付いたとき、小さな不安が心をよぎった。